20代転職希望者のよくある6つの悩み
「頑張ってもう少し長く今の職場で働いた方がいいかな?」「20代後半では転職するのに遅いのかな?」など、20代だからこその転職に対しての悩みなどがあるかと思います。
転職したいけどどうしようと悩んでる人によくある悩みの紹介と解決方法を解説していきます。
- 20代で転職する人はみんなどのような理由なのか
- 20代後半の転職はもう遅い?
- 経験のない業種でも転職できる?
- 20代のフリーターでも就職することはできるのか?
- 転職回数が多いことで再度、転職するには不利になるのでは?
- 転職活動は在職中の方がいいのか?それとも退職してから?
20代で転職する人はみんなどのような理由なのか
転職を考えるきっかけは人によりけりですが、20代の転職者の多くは、「労働するにあたっての条件が悪い」「給与面が納得いかない」「人間関係が劣悪」の3つの理由で転職を決意してることがわかっています。
平成30年の雇用調査動向調査の結果に基づき、20代の転職理由を以下にまとめました。
20代男性
- 基本の労働時間、休日などの労働条件が悪い
- 給料等収入が少ない
- 職場の人間関係が劣悪
- 会社の将来が見えず、将来が不安
20代女性
- 職場の人間関係が劣悪
- 基本の労働時間、休日などの労働条件が悪い
- 仕事に対して興味を持つことができなかった
- 給料等収入が少ない
(引用元 平成30年雇用動向調査結果の概況 |厚生労働省)
上記の調査結果をみてわかることは「労働条件を今よりも良くしたい」「収入、キャリアアップさせたい」「人間関係が良く楽しい職場で働きたい」という思いから転職を決意してる人が多いようです。
現状を変えるには、今の会社で解決できるのか考え、それが難しいのであれば転職活動をすることをオススメします。
20代後半の転職はもう遅い?
20代後半は、20代前〜20代中盤の人と比べて、ポテンシャルで内定をもらえる確率は低くなります。
しかし、転職活動を行なっている人の全体の割合で見てみると20代後半の人は企業からは需要が高いと評価される傾向にあり、一定の戦力、即戦力になる年代として、採用する価値ありと認められ安いです。
30代になってくると20代に比べて重要なポジション、役職者や管理職経験者向けの求人が一気に増えてくることもあり、より転職難易度は高くなります。
20代後半は30代の人より経験や実績が求められることは少ないので、「これまでの経験を活かしたステップアップができる」という点では、むしろちょうど良いタイミングでしょう。
さらに給料等の面でも、大手転職サイト「doda」の調査では20代後半の転職で年収アップが成功している傾向にあるようです。
経験のない業種でも転職できる?
20代であれば、未経験業種、職種に転職することはできます。
しかし、数年でもこれまでの仕事の経験を活かした転職は難しいので、通常よりも転職するにはハードルが高くなる傾向にあります。
未経験業種、職種や経験不足の業種への転職は、以下のような対策をとっていきましょう。
- 給料面や基本的な労働条件などにはこだわりすぎない
- 保有している資格やポートフォリオなどを作成して事前にアピールできるようにしておく
未経験業種へ転職は基本的に将来性を考慮した転職になるので最初の転職活動の間は条件はこだわりすぎない方がいいでしょう。
働きたい業種があるなら「転職エージェント」などで業界の内情や動向を聞いたりなど調査を行うことをオススメします。
20代のフリーターでも就職することはできるのか?
社会人経験が無い20代フリーターの方は、そもそも就職先を見つけることができるのか、就職できるのか不安でしょう。
しかし、昨今ではフリーターに向けた求人紹介サービスが増加しています。
以下にフリーターの転職に強いサービスをいくつかまとめました。
フリーター転職に強いエージェント、サービス
フリーターの方は就職が難しいことをわかっていることからとにかく働ける場所という観点で職場を決めてしまいがちです。
その結果、いわゆる「ブラック企業」に就職してしまい後悔してしまうこともあるでしょう。
上記のサービスではブラック企業はあらかじめ排除していたりするのでまずは登録するといいでしょう。基本どのサービス、エージェントも無料で使えるのでその点でも安心です。
転職回数が多いと再度転職するには不利になるのでは?
比較的採用に有利な20代で合っても短い期間で転職回数が多いとなると企業側が「採用してもすぐ辞めてしまうのではないか?」と不安に感じることから転職するには不利になってしまうと言えるでしょう。
有名な転職サイトの「リクナビNEXT」が企業を対象として実施したアンケートによると、1~2回の転職歴はいいが、3回目の転職となると「気になる」という回答をした採用担当者は40%もいたことがわかっています。
今後のことも考え無駄に転職回数が増やさないようにするため、応募・エントリーする前に職場のことや希望条件が叶えられるかなどは徹底的に自分で調べておきましょう。
応募する前の段階で転職エージェントなどから狙っている企業の情報をよく聞いたり、口コミサイトの評判を確認したり、など入社後のミスマッチに繋がらないよう未然に動きましょう。
転職活動は在職中の方がいいのか?それとも退職してから?
転職活動は、基本的に在職中におこないます。
仕事が原因の精神的病気の場合や、ブラック企業で企業側に問題があったなどのやむを得ない理由が無いのであれば、在職中に転職活動を始めるのがいいでしょう。
在職中の転職活動はなぜいいのか?
- 仕事に対してのブランク期間などを作らないで済む
- 給料の無い月を減らせるので経済的に安心することができる
- まだ働いているという安心感があるので冷静に転職活動ができる
転職活動に関しては失敗しないためにも慎重に考えてから冷静に行動することが重要です。
そのため余裕を持って転職活動ができるよう在職中をオススメします。転職活動は順調に進んだとしても2~3ヶ月、時には半年以上かかることもあるので退職してしまうと無駄なストレスを生んでしまいます。
まとめ
今回は20代で転職を希望する方の悩みについて書いていきました。
どれも解決することのできる悩みなので在職中に「転職エージェント」などに相談することをオススメします。基本的に無料で利用できるので金銭面などの心配もありません。
冷静に今の職場での不満などは自分で解決できるのか?など考えた上でやはり転職したいとなるのであれば「転職エージェント」を活用してみてはいかがでしょうか?